TRICOLORE TIGERS

スポナビブログ SPORTS BULLetinから移籍した鞠と虎 100%のブログです。

撃って、撃って、撃ちまくれ! マリノス浮上のきっかけ

パトリックのゴール後、画面にJFKの名物ガッツポーズが映し出される。
いつもより反り、夜空に向かうガッツポーズが激闘を物語っていた。

サンフレッチェが引いてくること、マリノスがボール保持出来る展開になるのは
戦前から分かっており、ブロックを敷く守備網をどう崩すかが鍵だった。

相手のプレスも交わせ、敵陣でボール回せた。だが、回せただけ。
むしろ、相手の術中に嵌って、回させられた感の方が強い。

距離感が…と試合後の選手コメントにもあったが、今日はやたらサイドライン一杯で
ボールを持つ、いや、持たされる場面が見受けられた。

ウーゴ、伊藤翔のボールタッチ数が極端に少ないのが物語る様に
縦パスが引っ掛かり、攻撃のスイッチが入らない。故にサイドに逃げる。
誘導されていると気付かずに。
マリノスは人数をサイドに割き、打開を試みるも渋滞が起きる。
奪われる。カウンターを受けピンチになる。

勿論、マリノスのミスもあった。連戦の為、選手を入れ替えた影響からか
全体のバランスが悪かったのも否めない。
だが、悔しいが広島の守備を褒めざるを得ない。
ある程度のコンタクトプレーを許す主審に対応出来ていたのも広島だった。
鳥栖戦もそうだったが、肉弾戦になると今のマリノスには厳しい。

マリノスのサッカーが面白いサッカーであることは認知されている。
ただ、恐さが無いと相手に言われてはダメだ。

押し込み続け、やり切る。攻撃は最大の防御である。
やり切ることでカウンターのリスクを軽減出来るメリットも生まれてくる。
圧力を掛け続けて相手の防御をこじ開ける。
それがマリノスが輝くための術だ。
例え相手に当たっても、宇宙開発でも、クロスあげよう!シュート打とう!

次は中3日でヴィッセル神戸戦がやってくる。
日程的にはキツいのは百も承知。負けた試合の後にすぐ次の試合がやってくるのは
不幸中の幸いかも知れない。

ポドルスキは累積警告で出場停止。
今年も相手のメンバーにドイツのスター選手は居ない。
ポドルスキと闘う訳じゃないから、別に居なくても構わない。

殴り合いのサッカーは避けなければならないが、シュートを浴びせ続け、
相手を殴り続ければ、ポステコグルー監督の目指す超攻撃的サッカーが
爆発するのではないか。

日曜日のヴィッセル戦が今シーズンのターニングポイントになるとここで宣言する!


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