シティの決断 横浜Fマリノスは中村Sマリノスではない
TBS News23のジュビロ磐田 中村俊輔と高橋尚子の対談見ました。
見るつもり無かったけど、あまりにも鞠サポの評判が悪かったので、興味本位から見てみました。
率直な感想は。。。「ああ、俊輔は勘違いしてたんだな」です。
勘違いとは。。。俊輔は横浜Fマリノスを「中村Sマリノス」だと勘違いしたんでしょうね。
ここからは個人の推測です。
妄想です。
まわりはレジェンドとして中村俊輔と接し、キャプテンマークも託した。
サポーターにとっても、チームメートにとっても、フロント、マリノスに関わる全ての人にとって、知らず知らずのうちに中村俊輔というその存在がとてつもなく大きなものとなっていった。
シティと提携するまでは。。。
シティは中村俊輔を一選手として扱った。
ただ、俊輔はそれを敬意に欠く、信頼を感じられないと捉え、悩み続けた。
王様の様な立場を否定された訳だから、気分を害すでしょう。
シティは大きくなりすぎた中村俊輔の存在に警告を鳴らした。
だから、俊輔は「いや、これは違う」、「そうじゃない」って思ったのでしょうね。
「純粋にサッカーが楽しめない」、「勝っても嬉しくない」。。。それは自分のサッカー観とモンバエルツのそれとの間に大きな隔たりがあったからだろう。それでもモンバエルツは彼を戦力の一部として、また敬意を払って接した。
個人的に俊輔のワクワクさせてくれるプレーは大好きでした。「ピッチ上の監督」と評したこともあった。
ただ、組織としてそれで良いかというと、決して正解ではないと思う。
指揮官と選手には越えてはいけない一線があるべきだ。しかし、日本代表やマリノスではそこがあいまいになっていたのではないか。
キャリアを通じて特別扱いされてきた俊輔にとって、それが当たり前だったのだろう。
それを否定したのがトルシエであり、モンバエルツだった。岡ちゃんも南アW杯直前に間違いであることに気付いた。
本田、長友、香川らの「俺達のサッカー」も僕は好きじゃなかったけど、俊輔は「オレのサッカー」がやりたかった訳だ。
書いてて段々イライラしてきたわ。
鞠サポの評判が悪かったのが良く分かった。
サポに育てられたって移籍を発表した時に言ってたけど、こっちはここ数年、あなたに騙されてたんですねと。
もうねえ、思ったよ。
もう好きにしてくれ。ジュビロ磐田で「オレのサッカー featuring 名波さん」を思う存分やればいい。
4月第一週の日産スタジアムでその大層なサッカーをみせて貰うわ。
マルちゃんがスピードでブッチぎって粉砕してくれるわ、そんなサッカー。
ただ、俊輔が勘違いしてしまったのは、俊輔だけが悪い訳じゃない。お金儲け出来るから色んな人が群がる。そんな人達がちやほやした結果、ワガママ俊輔を産んでしまったのだろう。一番の悪はあの代理人か。。。
柴崎もああなってしまうのか?
俊輔が去って改めて気付いたよ。
僕が本当に好きだったのは俊輔じゃない。マリノスが好きなんだって。
だから、今年も年チケ更新したし、ユニフォームも買い換えた。今年はイチオシの18 遠藤渓太です!
最後に。。。
僕は中村俊輔の今までの功績は否定しない。
むしろ、尊敬に値する。
そして、俊輔のプレー、フリーキックに一喜一憂して楽しかった過去も事実として認める。
さらに、中村俊輔の人間性に敬意を評することは今後決してないと思う。
俊輔もサポーターに挨拶出来なくて。。。とか言ってたけど、そりゃあ挨拶出来ないわな。精々、磐田でお友達サッカーやってください。
とにかく、今年のマリノスには結果で示して貰いたい。
「オレのサッカー」が間違いであったことを。