カナリア軍団の受けた仕打ち
誰が7-1の結果を予想したことでしょうか。
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誰も予想してなかったでしょうね。
ワールドカップの準決勝でこんなスコアになるとは。。。ただただ、驚くばかりです。
試合前の話題であったネイマール、チアゴ・シウバの代役は大方の予想通りベルナルジとダンテでした。
しかし、僕が違和感を覚えたのはボランチの組み合わせです。
ルイス・グスタポが出場停止であったコロンビア戦はフェルナンジーニョとパウリーニョのコンビでしたが、
ルイス・グスタポが戻るこの試合、パウリーニョとルイス・グスタボのコンビが私の予想でしたが、
スタメンはフェルナンジーニョとルイス・グスタポ。
いざ、試合が始まると、ブラジル、ボールを前に運べない。。。 __
ドイツが組織的にパスコースを消して、上手にプレスを掛けていましたが、
いや、酷い。
ロングボールと無謀なドリブルであっと言う間にドイツボール。
これ、ホントにブラジル?と感じた序盤、あっさりCKからドイツ先制。
見事なCKで、ミュラーが信じられない位ドフリー。。。
マルセロの「悔しがる顔」にまだ覇気がありました。「ダビド・ルイス、何してんねん!」って感じで。
ああいうプレー、日本のセットプレーで無いですよね。そもそもセットプレーのワクワク感がない。
まあ、フリーになっても、宇宙開発でしょうけど。。。
その後もブラジル、とにかく前に運べない。。。最終ラインからボランチにもパス出せない。
いや、ホントに酷い。。。
ダビド・ルイスが痺れを切らし、自分で運び出す始末。結果は案の定、ドイツのカウンター。
2枚のボランチは下がって最終ラインに吸収され、両サイドバックも中に絞り、ドイツはやりたい放題。
以降、結果はご存知の通りです。
個人的には、不調とは言え、パウリーニョがスタメンならば、ビルドアップが上手くいったのではないかなと思ってます。
また、オスカルもネイマール不在からか、なるべく下がらない様にしていたのでは無いでしょうか。
これによって、前と後ろが完全に分断された組織になってしまいました。
仲間割れが起きてもおかしくない状況にも関わらず、そんな闘争心も無く、失点と共に悲壮感が漂うカナリア軍団。
ハーフタイムのロッカールーム、「お通夜」だったんでしょうね。
チアゴ・シウバ不在の影響でしょう。
彼なら、きっと顔を真っ赤にして、チームメートを鼓舞して、セレソンを生き返らせることが出来たのでは無いでしょうか。
しかし、コロンビア戦のあの行為は。。。やはり失笑ものですが。
でも、ブラジルが処分取り消しを求めた理由も今となっては分からなくもないですね。
最終ラインが不安だったと。。。**
さて、代理キャプテン、ダビド・ルイスはと言うと。。。責任感から?かどんどん前へ行き、
ダンテは一人自陣に残され、3人のドイツ人を見る羽目に。。。
何か文句言いたそうに僕には見えましたが。。。
まあ、一番文句言って良いのは、ジュリオ・セザールでしょうね。
セレソンの一員として歩んできた彼のGK人生で7失点は練習試合も含めて、初めてでは無いでしょうか。
僕は次回大会、ブラジルは凄いチームを作ってくると思います。
その帰ってきたカナリア軍団に夢を託しましょう。
えーっと、日本は。。。まあ、アジア予選突破出来たら良いですね。。。