サッカー日本代表 理想と現実
「歴史は繰り返される」。。。これがコートジボワール戦観戦後の私の感想だった。
勝っている局面で守備的では無いボランチ投入→立て続けに失点。
結果だけ見ると、2006年ワールドカップドイツ大会、オーストラリア戦再来だった。
むしろ、失点の仕方はオーストラリア戦より酷かったかもしれない。
前半終了後の印象は
・上手くボランチとディフェンスラインの間にボール入れられてるなぁ~
・バイタルスッカスカだな~
・誰がボールに行くんだよ!?マヤ、お前行け!
・横パス取られるなよ!!!
失点も時間の問題だな。。。と思ってました。
本田のゴールは文句無しでしたけど。
それ以外はウッチーのオーバーラップ位でしょ。
ボール奪えないし、奪えても、奪う位置は低いし。。。で、横パスで刈られて、カウンター。。。
何処かで見た展開だな~と思ったら、おお!!!「ダメな時のマリノスじゃん。。。」
皮肉にも解説は「岡ちゃん。。。」
さらに皮肉なのは、4年前の南ア大会でそのスッカスカのバイタルに「アンカー阿部ちゃん」置いたのは岡ちゃんでしたね。
後半戦、そして結果についての説明は不要ですね。
結局、ワールドカップになると4年毎に同じ問題点に直面している訳です。
ドイツ大会ではジーコが理想を追って、南ア大会では岡ちゃんが現実を見ました。
タレントの揃った中盤を考えると、理想を追い続けたくなるのは分かります。
でも、現実はフィジカルで劣る為、主導権を握れないサッカーを余儀なくされるのです。
認めたくないですが、現状は4-2-3-1では世界に劣ると言うことです。
また、コートジボワール戦で長谷部と交代するべきだった選手は最後にメンバーから外れた「細貝」だったと私は思っています。
ワールドカップでは11人上手い人を並べれば、勝てるというレベルではありません。
適材適所に人材を配置して、強豪国と対等に戦えるのです。
だから、過去の大会で○○とXXの共存の是非が問われてきたのでしょう。
今大会も例外では無く、本田&香川を共存させる為に香川を左サイドに置いています。
そこを突かれ、コートジボワール戦を落としたのは事実です。
この敗戦から23人の上手い選手で構成された日本代表は
やはりドイツ大会のジーコジャパンを彷彿させているのかなと私は思います。
ギリシャ戦、コロンビア戦でこの嫌な予感が的中しないことを一、ファンとして節に願っています。